【誕生秘話】看板犬「あんしん犬ナナ」のものがたり。犬嫌いだった我が家を変えた、忘れられない愛犬のお話

はじめに:すでにおなじみの「ナナ」、実は名前の由来がありまして

あんしん犬ナナは、秀巧金属株式会社の公式キャラクター「鍵ねこ小太郎」の弟分として活動する看板犬キャラクターです。

モデルとなったのは、実際に私たち家族と暮らしたポメラニアンのナナ。

このページでは、犬嫌いだった家族を変えた愛犬ナナとの出会いから、現在のキャラクター誕生までの物語をご紹介します。

犬嫌いだった家族とポメラニアン「ナナ」との出会い

ナナとの出会いは、私が小学校3年生のときでした。 当時、父が勤めていた会社の仕入れ先の社長さんが飼い始めたポメラニアンだったのですが、とにかく誰にでも猛烈に吠えてしまうやんちゃ坊主。「これでは仕事に差し支えてしまう……」ということで、急きょ貰い手を探すことになったのです。

当時の私たちきょうだい(私・妹・弟)は、全員そろって大の「犬嫌い・犬恐怖症」。 普通なら引き取るなんて考えられない状況でしたが、我が家の結論はまさかの逆転発想でした。

「この犬を家族に迎えれば、みんなで犬嫌いを克服できるんじゃないか?」

「ナナ」という名前は、元の飼い主さんのところで付けられていた名前でした。 女の子のような響きですが、実は立派な男の子。その名前をそのまま引き継ぎ、吠えまくる小さなポメラニアンが、犬を怖がる子どもたちの待つ我が家へとやってきました。

愛犬ナナの写真

愛知での2年間と忘れられない再会

最初は恐る恐る接していた私たちでしたが、ごはんをあげて散歩に行き、毎日を過ごすうちに、怖かったはずの存在がいつの間にかかけがえのない家族になっていました。

 

しかし、私が喘息を患ってしまったことで、ナナを一時的に愛知県の親戚(母のおば)の家に預けることになりました。 和菓子屋さんを営んでいる親戚の家で、ナナは本当に我が子のように大切に可愛がってもらいました。

 

それから約2年が経った頃、お店に保健所の指導が入ったことをきっかけに、「また我が家へ戻そう」という話になりました。 ただ、そのとき愛知のおばたちは、ナナへの深い愛情から心の中でこう決めていたそうです。

 

「あの子を心から可愛がってきたからこそ、もし迎えに来た元の家族のことを忘れてしまっていたら、そのままこの家で面倒を見よう」

 

そんなおばたちの温かい覚悟と、ほんの少しの緊張が漂うなか、私たちは愛知までナナを迎えに行きました。 けれど、私たちの姿を見つけた瞬間――ナナはちぎれてしまいそうなほど、はちきれんばかりに尻尾を振って、全力で駆け寄ってきてくれたのです。

 

「ちゃんと、私たちのことを覚えていてくれた……!」 離れて暮らしていた2年間なんて一瞬で埋まるようなその姿に、胸がいっぱいになりました。

 

気がつけば、あれほど犬を怖がっていたきょうだい全員が「大の犬好き」に。 ナナは私が大学1年生の夏休みに見送るまで、たくさんの笑顔と思い出を届けてくれました。 私にとっては小太郎が一番ですが、弟や妹にとっては今でも「羊毛フェルトでナナを作ってほしい」と頼んでくるほど、心の中でずっと一番大切な存在です。

小太郎を見送るときに思い出したナナ

それから10年以上の時が経ち、我が家には猫の小太郎がやってきました。 暮らした時代が違うため、ナナと小太郎が直接顔を合わせることはありませんでした。

 

けれど、小太郎が旅立つ最後の日。 撫でながら声を掛けた私の口から自然と出たのは、こんな言葉でした。

 

「向こうにはナナお兄ちゃんがいるから、怖くないよ。もう頑張らなくていいよ。ありがとう」

 

会ったことはなくても、家族の心の中にはずっとナナがいたからこそ、小太郎を安心して見送ることができたのだと思います。

看板犬「あんしん犬ナナ」誕生のきっかけ

「鍵ねこ小太郎の弟分キャラクターを作ってみたら?」とアドバイスをいただいたとき、私の頭の中にはナナの姿しか浮かびませんでした。

最初は誰にでも吠えて不安を与えていたやんちゃな犬が、私たちの恐怖を消し去り、離れた時間を経ても変わらない愛情を注いでくれ、最後は家族にかけがえのない安心を教えてくれたこと。 そして空の上で、小太郎と一緒に仲良く見守ってくれていること。

「大切な鍵をカバンに入れて運ぶ、安心のポメラニアン」。 そんなイメージを抱きながら、色鉛筆を握りしめて自分で一生懸命デザインを描いてみました。

私が色鉛筆で一生懸命描いた下描き。絵はお恥ずかしい腕前ですが、想いだけはぎゅっと込めました(笑)
完成した「あんしん犬ナナ」!青いカバンにカギを下げて、みんなに安心を届けてくれます。

弊社では板金の現場でも「手描きのスケッチ1枚からカタチにする」ことを大切にしていますが、このマスコットキャラクターも、まさに私の手描きスケッチから命を吹き込んでもらいました。

鍵をしっかり守る「小太郎」と、暮らしに温かい安心を届ける「ナナ」。 すでにお披露目している2匹ですが、こんな家族の温かい物語が背景にあるんだなと、少しでも親しみを持っていただけたら嬉しいです。

あんしん犬ナナは、実在したポメラニアンをモデルに誕生した秀巧金属株式会社の公式キャラクターです。これからも「安心を届ける存在」として、鍵ねこ小太郎とともに活動してまいります。

よくある質問

Q. あんしん犬ナナとは?

A. 秀巧金属株式会社の公式キャラクターである「鍵ねこ小太郎」の弟分として活動する看板犬キャラクターです。

Q. ナナのモデルは実在した犬ですか?

A. はい。実際に私たち家族と暮らしたポメラニアンのナナがモデルです。

Q. なぜ「あんしん犬ナナ」という名前なのですか?

A. 家族に安心を与えてくれた存在だったことから、キャラクター名に「安心」の想いを込めました。

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