【保存版】フロアヒンジ交換の判断基準|斫りの要否と型番特定のコツ / ドア・建具・金物, ドア修理 / By h.saito 「この記事を読むと、・床を斫る必要があるかどうか・型番が分からないときの特定方法・交換費用を安く抑えるコツが3分で分かります。」 エントランスのドアが「バタン!」と急に閉まるようになったり、床から油が滲み出てきたりしていませんか?それは、ドアの足元に埋め込まれている「フロアヒンジ」の寿命サインです。 フロアヒンジの交換を検討するとき、オーナー様や管理会社様が一番気になるのは、「床のタイルを壊して大がかりな工事(斫り・埋替え)をしなきゃいけないの?」「中身(本体)だけの交換で安く・早く済ませられないの?」という点ではないでしょうか。 そこで今回、フロアヒンジのトップメーカーである「NEW STAR(日本ドアチエック製造株式会社)」に、交換時の判断基準や型番特定のポイントを詳しく伺いました! 現場調査や問い合わせの前に知っておきたいチェックポイントを分かりやすく解説します。 1. 床を壊さず「本体のみ交換」ができる条件とは? 結論から言うと、床に埋まっている「セメントケース(埋込箱)」がしっかりしていれば、中身(本体)だけの交換が可能です。 ◎ 本体のみ交換(取替)ができるケース セメントケースのサビ・腐食が少なく、新しい本体をボルトで強固に固定できる状態。代替品のある品番(例:HS-522CHD、H-1300シリーズなど、現行の取替用モデルや専用パーツが用意されているもの)。 フロアヒンジは、本体・ケース・プレート・軸位置がセットで成立する精密な構造のため、特注プレートや特注ブラケットで“寸法を合わせる”ことはメーカー基準で認められていません。対応できるのは、メーカーが用意している純正プレート・純正ブラケットのみです。特注で無理に合わせると、ドアの傾き・自閉不良・早期故障につながるため注意が必要です。 × 床を斫って「ケースごと全交換(埋替)」が必要なサイン ケースの腐食が進み、フロアプレートが錆びて波打っている本体を固定するネジ穴が錆び落ちて、しっかり固定できない・ガタつく40年以上前の古い建物で、ケースが「鋳物(いもの)製」の場合(現行の鉄板製本体と合わないため埋替え必須)交換対応品番が存在しない古い廃番機種(※メーカー規定の取替不可品番など) ケースの底が抜けていたりボロボロになっていたりすると、いくら新しい本体を入れても油圧を支えきれず、すぐにドアが傾いてしまいます。まずはプレートを開けてケースの状態を確認することが第一歩です。 【OK:本体交換できるケース】・ケースが平らで健全・サビが少ない※本体交換のみで対応可能 【NG:ケース交換が必要なケース】・底抜け・割れ・欠け・波打ち・ネジ穴破損・軸位置ズレ・サビでボロボロ・腐食で穴あき・腐食で軸ガタつき・腐食でプレート浮き※斫り・ケース交換が必要 2. 刻印が消えて型番が分からない!どこを見れば特定できる? プレートの表面に「NEW STAR」の文字や「No.105」といった刻印があれば特定は早いのですが、長年の歩行で文字が擦れ、見えなくなっていることもよくあります。そんな時は、以下のポイントをチェック・計測してください。 ① 寸法と仕様のチェックリスト チェックシートをダウンロードする • フロアプレートの寸法(縦・横・厚み、1枚ものか2枚割りか)• 本体の寸法(縦・横・深さ)• 吊り込み方法:「中心吊り」か「持出吊り(丁番のように外側で支える)」か• 開き勝手:「内外自由開き(両方向)」か「一方開き(片側のみ/左右勝手あり)」か• ストップ機能の有無(ストップ付きか、ストップなしか) ★メーカー担当者からのワンポイント!現場で意外と多いのが「ストップ付きとストップ無しの発注間違い」だそうです。「開けたまま固定したいのか、自然に必ず閉まるようにしたいのか」を事前に必ず確認しておきましょう。 ② 写真を送るなら「この2枚」がベスト! し問い合わせの写真を撮る場合は、次の2枚を用意すると判別がスムーズです。1. フタ(プレート)が閉まっている状態の写真(ドアと枠、床との納まりが分かる全体像)2. プレートを外し、中の本体が見える状態の写真(品番ラベルや、赤マジック等の寸法表示があればそこをアップで) さらに、床が石張りや絨毯敷きの場合は「軸伸ばし(標準より軸が長く飛び出している特注仕様)」になっていることがあるため、床面からドア下端までの隙間寸法も測っておくと安心です。 無料で写真を送る 3. ガラスドアや古い廃番品の場合は「追加工」が必要になることも 強化ガラスドアのエントランスの場合、ガラスメーカー(旭硝子、日本板硝子など)によって軸のテーパー形状(先端の四角・台形カットの形状)やアームの寸法が異なるため、より専門的な判別が必要です。また、30〜40年以上前の建物などで「どうしても互換性のある現行本体がない」という場合、通常メーカーからは「床を斫ってケースごと埋め替え、さらにドア側への追加工」が案内されます。 4. 廃番・寸法ズレ・特注納まりのお困りごとは「秀巧金属」へ! 「床を斫る大がかりな工事は費用も音も出るから避けたい……」「既製品のプレートだと隙間が空いてしまう」「ブラケットや金物のネジ穴位置が合わない」そんなときこそ、私たち秀巧金属の出番です!私たちは、単なる鍵・金物の交換だけでなく、提携工場を持つ「特注金物・板金加工ができる鍵とドアのプロ」です。• 既製品サイズが合わない場合の特注プレート製作(ステンレス・ヘアライン仕上げ等)• 廃番金物の代替を取り付けるための変換ブラケット・アタッチメント金具の製作加工• 現場の納まりに合わせた細かな金物加工「他社でケースごとの全面改修と言われて予算が合わなかった」「古い型番で諦めかけていた」という現場も、板金加工の技術を組み合わせることで柔軟に対応できるケースが多々あります。 エントランスドアの不調はお気軽にご相談ください フロアヒンジの油漏れ、閉まるスピードの異常、床の擦れなどが見られたら、事故になる前の早めの点検・交換がおすすめです。「写真を見て適合品を調べてほしい」「ケースが流用できるか見てほしい」といったご相談も大歓迎です。プレート表面と内部の写真、大体の寸法を添えてお気軽にお問い合わせください! 無料相談してみる ▶日本ドアーチエック製造株式会社公式HPはこちら▶日本ドアチェック製造内部リンはこちら